研究紹介
男性のケア力に関する研究
女性だけでなく、男性もまた育児や介護と仕事の両立がつまり仕事と家庭の調和(Work Life Balance)が求められている時代になっています。当分野で取り組み始めた研究は、これまで育児や介護においてケアの担い手でなかった男性に特に注目し
- 男性の持つケア力は親準備期までにどのように育つのか?
- 男性の持つケア力は育児期にはどのように発揮されるのか?
- 男性の持つケア力は介護期においても仕事と介護の両立をすることができるのか?
- 男性のケア力を伸ばしていくための援助はどのようなものか?
といったことを明らかにしていこうとする研究で、2017年4月から始まったばかりです。
男性のケア力
当分野で取り組んでいる研究課題
この図は当分野のオリジナル図です。男性性とケア力の融合がされていくのではないかという仮説を立てて研究しています。
また、コペアレンティング研究のキーワードとして、「1次養育者」というワードが出てきますが、まさに「ケアの担い手」とは「1次養育者」であり「1次介護者」であると思います。
研究成果
- 被養育経験及び愛着スタイルが親準備状態に与える影響
望月瑞希:平成29年度修士論文 看護学、東北大学