研究紹介

看護理工学を用いた助産技術の開発・普及

妊娠・分娩のような体のダイナミックな変化を経験するなかで、体を整え、日常生活をより豊かに暮らせる支援を、より的確に安全に行えるために、理学や工学などの科学的知見を最大限に活用して新たな助産技術を開発することを目指します。

人工知能(AI)による観察支援

超音波画像は体の内部を可視化し直接的な観察を可能とすることから、フィジカルアセスメントの第6のツールとして着目されています。しかし、その画像の読影には一定のスキルが必要であり、臨床実践の現場においてタイムリーに観察し、ケアに活かすには、観察へのリアルタイムな支援が必要です。そこで、人工知能(AI)を用いて骨盤底筋の筋力(収縮力、収縮保持時間)を自動的に評価できる技術の開発に取り組んでいます(研究成果1)。

研究成果

  • 吉田 美香子, 桑名 健太, 楠田 佳緒. 要求仕様書を用いた看護・理工学の協働によるものづくり~超音波画像を用いた骨盤底筋の筋力評価システムの開発~. 第6回看護理工学会学術集会講演抄録集. 2018:36.
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